睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群のイメージ

家族や友人から睡眠中のいびきや、呼吸が止まっていると指摘されたことはありませんか? もしそうであれば、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を考えてみて下さい。

睡眠時無呼吸症候群をセルフチェック!

睡眠時無呼吸症候群セルフチェック

但し、このセルフチェックシートは、あくまでも目安となります。 この数値のみで判断せず、「いびき・無呼吸」などでご心配のある方は、遠慮なくご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは、文字通り「睡眠時」に「無呼吸」を起こす病気です。英語(Sleep Apnea Syndrome)の頭文字をとって「SAS」と略すことがあります。

なぜ呼吸が止まるのか

睡眠中に、空気の通り道である気道が閉塞することによって起こります。
気道が閉塞しやすくなる要素は、肥満や扁桃肥大、舌が大きい、顎が小さい、首が短くて太い、飲酒、睡眠導入剤、喫煙、などがあげられます。

睡眠時無呼吸症候群

主な症状について

90%以上の方は、いびきや無呼吸を家族から指摘されています。他に日中の眠気や倦怠感、夜間睡眠中の目覚め、不眠、起床時の頭痛、インポテンツなどがあります。
また、性格の変化として無関心になったり、時にイライラしたりすることもあります。

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多くの方は日中の眠気、いびき、全身の疲れやすさ、夜間の息苦しさ・呼吸停止
といった症状で来院されます。

チャート矢印

冒頭のセルフチェックシートを記入して頂きます。

チャート矢印

問診・聴診・血圧測定などで合併症のチェックをします。(必要に応じて検査を追加します。)

チャート矢印

簡易型睡眠呼吸モニターをお持ち帰りいただき、寝る前に着けて睡眠中の無呼吸を調べます。

チャート矢印

次回のご来院で治療方針を相談し、結果次第では、
連携している新座志木中央総合病院などでの精密検査入院(1泊)をご相談します。


治療について

睡眠時無呼吸症候群のイメージ

まずは減量、飲酒や睡眠導入剤の制限、禁煙など、生活習慣の改善から始まります。さらにその上で、必要な方にはCPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続陽圧呼吸)療法をおすすめします。

CPAP療法とは、図のように鼻マスクをつけ、枕元においた小型機械から鼻を介して気道に空気を送り込み、閉塞した気道を開放してあげるものです。
ほかには、マウスピース療法や耳鼻咽喉科的手術療法などもあります。

CPAP療法

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